◆当ページにはプロモーションが含まれています

JavaScript

SpeechRecognitionで音声認識! – Web上で自分の音声を文字化してみよう

みなさん、こんにちは。どんぶラッコです。

みなさんは SpeechRecognition インターフェイスをご存知でしょうか?

グランくん
グランくん
Web Speech API の中の一つだね!
どんぶラッコ
どんぶラッコ
音声認識をすることができる、すごいやつです

現在はまだ実験的な機能ということで、Chromeブラウザでしか使うことができません。

グランくん
グランくん
Chromeじゃないとダメみたい。chroniumエンジンで動く Brave ブラウザで動作確認をしたけど、動かなかったよ… (2020年10月現在)
どんぶラッコ
どんぶラッコ
そして、同じChromeでも、iOSのChromeはレンダリングエンジンが違うので動きません。

iOS Chrome のレンダリングエンジンが違う件についてはこちらの記事なんかを参照するといいと思います。

まずは動作を確認する

では実際に動かしてみましょう。

開始ボタンを押した後にマイクを許可し、喋った日本語を取得することができるサンプルです。

See the Pen SpeechRecognition by cha1ra (@cha1ra) on CodePen.

コードの挙動を確認する

では次に、コードの挙動をみていきましょう。

HTMLは至ってシンプルです。

<div>
  <button class="start">開始</button>
  <div class="result"></div>
</div>

ボタンを押すと読み取りをスタートし、読み取った内容が .result div に表示されるようになります。

ということで、メインの js を確認していきましょう。

const SpeechRecognition =
      window.webkitSpeechRecognition || window.SpeechRecognition
const recognition = new SpeechRecognition()
recognition.lang = 'ja-JP'

recognition.onresult = (event) => {
  const textInfo = event.results[event.results.length - 1][0]
  const message = textInfo.transcript
  $('.result').text(message)
}

$('.start').on('click', () => {
  recognition.start()
})

window.webkitSpeechRecognition || window.SpeechRecognition

という処理は、Firefoxに対応。開発者用モードとして、media.webspeech.recognition.enable を有効にすることで Firefoxブラウザでも使えます…ということになってはいるのですが、残念ながら現在はそのフラグを有効にしても使うことはできないようです。

なので、今後の対応のため、というように整理しておきましょう。

そしてSpeechRecognitionのインスタンス化を実施し、言語設定を日本語にします。

const recognition = new SpeechRecognition()
recognition.lang = 'ja-JP'

次からがイベントハンドリングをしてる部分です。

recognition.onresult = (event) => {
  const textInfo = event.results[event.results.length - 1][0]
  const message = textInfo.transcript
  $('.result').text(message)
}

$('.start').on('click', () => {
  recognition.start()
})

recognition.onresult = (event) => {} で、結果が返ってきた場合の挙動を設定することができます。 event引数に結果が格納されているので、それを摘出します。

そして音声認識自体は recognition.start() を叩くすることで開始します。なので、ボタンのクリックイベント(jQueryで書いています)の中に書き込んであげているんですね。

そのほかよく使うもの

今回のプログラムには登場しませんでしたが、よく使うプロパティとイベントメソッドを紹介します。

// 1回毎に終了せず継続して音声認識を実施する
recognition.continuous = true
// 最終結果が出る前でもonresult()を発火する
recognition.interimResults = true

recognition.onresult = (event) => {
  // interimResults を true にしている場合、isFinalフラグで最終版か否かを見分ける
  const isFinal = event.results[event.results.length - 1].isFinal
}

// 一連の処理が終了したら発火するイベント
recognition.onend = (event) => {
}

みなさんもぜひ挑戦してみてください!

エンジニアにおすすめ転職サイト

マイナビIT AGENT
迷ったらまずはココ。求人数が多いため希望や条件にマッチする求人が見つかる!

レバテックキャリア
担当者のレベルが高い。エンジニア特化で15年の実績がある実績で初回提案での内定率驚異の90%!

JOIN
副業やフリーランスとして高額報酬案件を見つけるならJOIN。未経験者でも案件獲得実績豊富が強み!

\面白いと思ったら/

記事のシェア & Twitter のフォロー をお願いします!

@proglearn
一緒によく読まれている記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です