こんにちは、今日はアメリカで急増している上場方法SPACについてまとめます。
10/13にソフトバンクもSPACを立ち上げるとすっぱ抜かれています。
ソフバンクGのビジョン・ファンド、今後2週間にSPAC発表へ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-12/QI3U04T1UM0X01
SPACとは
SPAC(Special Purpose Acquisition Company:特別買収目的会社)とは、それ自体は特定の事業を持たずに、主に未公開会社・事業を買収することのみを目的とした投資事業体で、IPO によって投資資金を株式市場から調達するもの。
IPO後、SPACはターゲット企業を選定して買収を行い、買収された未公開企業は上場企業となります。
http://www.nicmr.com/nicmr/report/repo/2008/2008win17.pdf
簡単に言うと
従来のIPOは煩雑だし時間もかかるから手っ取り早く上場させるための方法です。
まず投資家からお金を集めただけで何の事業も持っていない会社を上場させて、
その後、そのペーパーカンパニーが未上場企業を企業を買収することで被上場企業が上場企業に早変わりするって流れです。

SPACの件数
SPAC自体は1990年代頃からあったのですが、近年その数は急増しています。

この背景にはSPACが個人投資家がプライベート・マーケットに投資するための選択肢として認知を獲得してきたことが挙げられます。
従来、一般的な個人投資家は信用力不足でプライベート・マーケット投資をすることが非常に困難でした。
ただ、SPACの方法であれば個人投資家の代わりにSPACの担当者が未公開企業に投資してくれるので、プライベート・マーケットにもアクセスできる様になります。
そして2020年急増した理由はずばりコロナです。
コロナのせいで従来通りのプロセスで上場することが困難となった企業がSPACを選択しています。
意外なところにもコロナの影響は及んでいるんですね。
最後に
SPACについてもっと詳しく学びたい人のために、詳細を書いている記事を紹介するので読んでみてください!
https://note.com/maruta_bot/n/n64c2ba0d43d1