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【会計用語】減価償却費とは【節税にもなる!?】

こんにちは、今日はコーポレートファイナンスの頻出単語説明をします。

皆さん一度は減価償却費って言葉聞いたことありますか?

自分でビジネスをされている人ならわかると思いますが、会社員の人でも知っておいて損はないと思います。

特に不動産などの固定資産を持っていて確定申告をする人は必ずわかっておいた方が良いです。

減価償却費

減価償却とは現金の支出を伴わない費用です。

これだけではなんのこっちゃわからないと思うので、簡単な例を出して説明します。

300万円の車を購入した場合

4月1日(事業年度初日)に一括購入して、そこから6年間使用した場合

実際の現金支払いが必要なのは購入した1年目だけですね。

2年目以降は現金支出が無い

2年目以降はこの営業車を利用してバンバン売上をたてればたてるだけ儲けられます!

1年目は車の購入費を一括で負担するので赤字になっちゃうかもしれませんが、それ以降は黒字間違いなしです!

でもなんかそれはおかしい感じがします。
ずっと同じ車を使って営業活動をしているのに、1年目だけが費用を負担してそれ以降は負担しないのは実態に即していません。

そこで

「じゃあ会計上は営業車を使える期間で購入費用を均等に負担することにしましょう!
2年目以降は現金支出が伴わないけど会計上費用負担して、その代わり1年目の会計上の負担を減らしましょう!」

と考えたのが減価償却です。

300万円の負担を車の試用期間に合わせて分割

耐用年数

上記の例では車の使用期間を6年としました。でもこれ適当に決めたわけではありません。

全てのものについて減価償却の期間が国から定められているんです。その定められた期間を耐用年数というのですが、以下のリンクから全てのものの耐用年数を確認することができます。

ちなみに駅の改札機は5年でした。だから改札機は5年毎に変わっているんですね〜。

他にも色々載っているので気になる人は確認してみてください。

https://www.tax.metro.tokyo.lg.jp/shisan/info/taiyo_nensu.html

節税との深い関係

ここまでの説明を読んで感の良い人なら気が付いているかもしれません。

上の例の場合、耐用年数の6年目以降は費用負担無しで使い続けられる!ってことはその分利益をたくさん出すことができる!

でもまともな経営者であればそんなことはしません。なぜでしょうか?

それは税金が多くなってしまうからです!

何度も説明している通り、減価償却は現金支出が伴わないのに費用計上することができます。つまり、税金対象になる利益額を少なくすることができるのです。

例をあげて検証してみましょう。

左は営業車の耐用年数後もオンボロ車を我慢して使い続けた場合

右は耐用年数後、新たに300万円で営業車を購入した場合です。

両社ともに利益は300万円、税率は30%です。

左は300万円全額が課税対象であるため、90万円の税金が発生します。

対して右は300万円から減価償却費50万円を差し引いた250万円が課税対象なので、
税金額は減少して75万円となります。

折角ボロボロの車を我慢して使って頑張って稼いだお金を税金でたくさん取られてしまうなら、車を新しくするなどしてお金を有効活用したいですよね。

小規模企業社長/個人事業主が高級外車を乗り回している理由

小話ですが、お知り合いに対して大きな会社を経営してるわけでもないのに、高級外車を乗り回している人はいませんか?

どこにそんなお金あるんだろうって不思議に思っている人もいるかもしれませんが、そのカラクリは減価償却です。

企業経営者や個人事業主の場合、事業用の移動手段として会社経費で車を購入します。

その際、3年落ちの中古ベンツを購入したら、耐用年数は残り3年

つまり3年間使って減価償却費を計上できなくなったら、その度に車を新しくしているのです。

私の知り合いのMBA講師は銀行員時代、担当の中小企業経営者に減価償却の仕組みを利用して日本で一番小型航空機を売ったと自慢していました笑

最後に

今回は減価償却費を噛み砕いて簡単に説明しましたが、まだまだ説明しきれていない事がたくさんあります。

例えば減価償却費算出方法については、今回定額法を用いました。しかし250%定率法という算出方法もあります。

この記事を読んで少しでも興味を持ったらご自分でも調べてみてください!

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